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企画展
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「福を呼ぶ ごりやくさん」「歴史を紡ぐ郷土玩具 くまもと・いしかわ」

2021/12/24(金) 2022/3/14(月)

「福を呼ぶ ごりやくさん」

古今東西、人間は何かしら縁起を担ぎ、物事が良くなる方向を目指しています。ことさら新しい年を迎える時は、その年の平安と幸せを誰しも願うものです。
そこでここに登場するのが皆さんに福を呼ぶごりやくさんの面々。鶴や亀にふくろう、大黒恵比寿に鯛、松竹梅と、「縁起が良い・ご利益がある」とのいわれを持つ面々が勢ぞろい。伝統工芸の技術を竹細工や金箔工芸、わら細工や水引、九谷陶彫に生かして登場します。また、『初夢枕紙』や『蓬莱』といった年の初めをスタートさせる縁起の良い書画も見逃せません。
コロナに負けない勇気と元気を、そして明日に続く希望を感じていただけますように。

※「蓬莱」を南 進様のご厚意により、先着80名様にプレゼント致します。
ご希望の方は受付までお申し出ください。

会期2021年12月24日(金)〜2022年3月14日(月)
毎週木曜日は休館日
会場いしかわ生活工芸ミュージアム(石川県伝統産業工芸館) 1Fギャラリー
入場1F 無料

「歴史を紡ぐ郷土玩具 くまもと・いしかわ」

いしかわ生活工芸ミュージアムでは、工芸産業の振興を図るため、2013年から熊本県伝統工芸館と交流展を開催してきました。今回のテーマは「郷土玩具」です。
郷土玩具は古来より身近な材料を使い、行事や風習と共に子供たちの健やかな成長を願う郷土色豊かなものとして伝承されてきました。高度の工芸品とはまた違った美の世界を持ち合わせています。
欧米の郷土玩具にはブリキやゴムを材料とする制作技法が取り入れられていて、玩具の性格も「教育」に役立つことを大きな目標にしていたのに対し、日本の郷土玩具はそのほとんどが土や木、藁、あるいは和紙などを材料とした手作りで出来ています。その多くに子宝祈願、無病息災、五穀豊穣など人々の願いや祈りが込められており、祈祷や信仰に使われていた土偶、木偶、形代(かたしろ)が起源と考えられています。
熊本県と石川県の歴史を紡いできた郷土玩具の数々をどうぞお楽しみください。

会期2021年12月24日(金)〜2022年3月14日(月)
毎週木曜日は休館日
会場いしかわ生活工芸ミュージアム(石川県伝統産業工芸館) 2F第4展示室
入場大人(18才以上260円・65才以上210円)小人(17才以下100円)