「どん!」
2013/1/5(土) ~ 1/30(水)
(左) 楽鼓(がっこ) (右) 月鼓(げっこ)
会 期 : 2013年1月5日(土)- 2013年1月30日(水)
展示室 : 1F エントランスホール展示スペース
作品数 : 約17点
協 力 : 株式会社浅野太鼓楽器店
太鼓は、石川県の「希少工芸」のひとつとなっています。
そんな太鼓をよく知っていただくために、今回の企画展では太鼓を一貫生産している株式会社浅野
太鼓楽器店の協力を得て、太鼓作りに関する基礎知識-代表的な材料、道具、工程、種類-を実物と
ともに紹介します。また、太鼓の胴がどのようになっており、それによってどのような音が出るのかを見ていただけるよう、皮張り前の実物も展示しています。誰でも知っている「太鼓」という楽器のあまり知られていない製造工程や良い音の出る工夫を知ることにより、太鼓をより身近に感じていただきたいと思います。
<浅野太鼓楽器店紹介>
浅野太鼓は、江戸時代初期の慶長十四年(1609)、加賀藩主前田家の招請を受け播磨の国(現在の兵庫県南部)から北陸に移ってきた太鼓師・播磨屋左衛門五郎が、石川村福留(現在の白山市福留町)にて創業しています。
原木の伐り出しにはじまり、胴づくり、漆塗り、革張り、最後の鋲留めに至るまで、すべての工程を一貫して熟練した職人が、創業時から受け継がれている伝統の技を用いて製造しています。
皮張りの見本 昔の太鼓作りの様子を描いたイラスト
◆ 併催イベント
January ミニ・コンサート at 工芸館 vol. 20 & 21 「和太鼓を楽しもう!」
今年の工芸館ミニ・コンサートは、和太鼓で幕を開けます。
このミニ・ライブは現在行われている和太鼓の企画展「どん!」のプログラムの一環として行われるものです。太鼓についての話やそれぞれの太鼓の音色をお楽しみ下さい。
日 時: 1月19日(土)・27日(日) 13:00-13:20
場 所: 工芸館1F
演 奏: 夢み隊
参 加: 無料
プログラム: 19日 長胴太鼓7台による演奏
27日 大太鼓、長胴太鼓、締め太鼓を使った10人による演奏
<夢み隊 プロフィール>
白山市を拠点とする太鼓づき、祭りづきの30代~70代の老若男女が集まる和太鼓チーム。